『あるぽけ』創刊号が完成
- 亮 野呂瀬
- 3月17日
- 読了時間: 5分

昨年8月から発足した南アルプス市こどもローカルマガジン制作委員会ですが、先日いよいよ創刊号となる『あるぽけ Vol.1』を発行いたしました✨
創刊ということで「南アルプス市シティプロモーション事業」の補助をいただき、「まちのプロモーション」をミッションとして活動がスタート。
大人メンバーであるクリエイター講座などを経て、媒体名である『あるぽけ』や、「やっぱり、学校がすき。」というメイン特集を子どもクリエイターたちが主体的に発案し、取材や撮影、テキスト作り、イラスト制作までを行いました!

【完成までの振り返り】
👏『あるぽけ』という名前に込めた想い👏
南アルプス市の「アル」と、大切なものをしまうポケットの「ポケ」を組み合わせた名前です。南アルプス市の魅力や大切な人、もの、ことをたくさん詰め込んで、一緒に持ち歩いて欲しい。そんなこどもたちの想いが込められています。
👏メイン特集「やっぱり、学校がすき。」が生まれた瞬間👏
冊子制作にあたって写真講座、文章講座、デザイン講座を行なっていく中で、「①誰に、②何を、③どう伝えるか」という編集の指針を子どもたちと考えました。まず前提として、この冊子の主な配布先は、市内に暮らす中学生たち。そしてミッションは「まちのプロモーション」。それらを掛け合わせて考えた時に、既に知っているお店屋さんや施設の紹介をするよりも、ターゲットである中学生たちが「より身近に感じられて、知っているようで意外と知らなかったこと」にフォーカスを当ててみては?という方針が見えてきました。そこで「他の中学校ではどんな学校生活をおくっているんだろう?」という素朴な疑問が浮上。確かに、意外と隣地区の学校ってどんな感じなのか知らないかも…。
そこで特集のテーマである「なにを」「どう伝えるか」が決定!
[①誰に伝えるか]
メインの配布先は市内に暮らす中学生たち
[②何を伝えるか]
このまちの未来や魅力をつくっているのは、自分たちのような「ここで暮らす人たち」。であれば、今後の未来を担う若者たちを育む『学校』での日常生活こそが、このまちならではのオリジナリティあふれる魅力なのではないか!
[③どう伝えるか]
中学生たちが各学校のおもしろい取り組みを知り、立ち返って自分たちの学校生活に理解を深めることで、このまちでの日常に愛着を持てるような表現をする!
こうして生まれたのが当特集でした。つまり、「南アルプス市で暮らす若者が、もっと南アルプス市を好きになれるような特集にしよう!」ということ。各学校の生徒会の皆さんにご協力いただき、学校として力を入れている取り組みや、独自のルール、おもしろスポットなどを取材することにしました。
👏取材を進めていく中で生まれた“予期せぬ好循環”👏
実際に取材を進めてみると、校舎の造りや教室の様子、ユーモア溢れるルール、ちょっと不思議なスポット、おもしろいウワサなどなど…、本当に個性豊かな学校ごとの魅力を知ることができました。
ここで予想外だったのは、取材を終えた各校の生徒たちから、「取材を受けて、改めて自分たちの学校の個性や魅力を再認識した」といった声が聞けたこと。つまり、誌面で表現しようとしていた「学校生活への愛着を育む」というアプローチが、完成に至るまでのプロセスから設計できていたということです。これはに大人もびっくり!見事で鮮やかな構造を無意識に作り上げてしまったこどもたちに関心しきりでした!
👏座布団一枚!だったタイトル決め👏
自分たちで取材した内容をテキストにまとめ、撮影した写真をセレクトし、誌面制作へ。特集タイトルを決めるのにもかなり頭を捻りました。例えば初めに出た案は「うちの学校のココがすごい!」。これも悪くないんだけど…なんかしっくりこない…。なぜなら、“魅力を発信すること”はあくまでも手段であって、目的は“まちに愛着を持ってもらうこと”だから。そこでこどもたちから発案されたのが…
「やっぱり、学校がすき。」でした。
お見事!座布団一枚!満場一致でこのタイトルに決定しました。関心したのは「やっぱり、」という言葉から漂ってくる、“再発見&再認識”感。「いろんな学校のことを知って、改めて自分の学校の魅力を知る」という特集コンセプトを見事に体現しながら、情緒的な感情の動きも感じる鮮やかなコピーが生まれました。
そこから制作はズンズン進行!『あるぽけ』という冊子名と特集タイトルを軸に媒体全体のカラーを設定し、ロゴやタイトル文字のデザイン、表紙のキャラクターや挿絵などを制作し、創刊号が完成しました!


先日完成発表会&おつかれさま会を行いましたが
「講座や取材を通して自分の得意分野や強みがわかった」
「知らない世界のことを知り、自分の幅が広がった」
と言った感想をこどもたちからもらいました。
自然と「またやりたい」という声も上がり、心から嬉しく、なによりホッとした想いです。この取り組みの本質は、クリエイティブを通して「伝えること」や「受け取ること」の手段や視野を広げてもらうことだと思っています。
こうしたこどもたちの柔軟な発想や感受性を間近で見守りながら、大人メンバーも大いに学ばせていただきました🙇
これからは“『あるぽけ』編集部”としての活動がスタートします!
時期のスタートは調整中なので、また追ってお知らせさせていただきます!
創刊号は南アルプス市内を中心に各所へ設置させて頂きますので、ぜひ見かけられた方は読んでいただけますと嬉しいです!



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